サイトへ戻る

Mountain Climbing and Leaf Peeping

天高く馬肥ゆる秋... とある日のハイキング

山登り・自然が大好きな二人。しばらく山へ行ってなかったので、久しぶりにゆっくり泊まりがけ+温泉含で紅葉狩りもかねて山へ向かった。

今回の山は、日本の神奈川県の西部に位置する塔ノ岳。標高1490mほどあり、中上級者向けだ。少々チャレンジ的な山で、最後に地獄をみる(まあ、でもそれはそれで良き思い出になったし、二人ともまったくもって無事だし)ということを出発の時には知るよしもない二人だった。。

broken image

柏の木(←おそらく)が高くて気持ちの良い前々半部分、写真を撮りながらしゃべりながら登っていく二人♪

その後、紅葉が綺麗な山道になり、そこでもめいっぱい楽しむ。

broken image

ちなみに、紅葉は、もともとは「もみち」と呼ばれていて、これは 秋に草木が赤や黄に変わることを「もみつ(紅葉つ・黄葉つ)・もみづ(これらは動詞)」といい、それを名詞にしたものが「もみち」であったと言われている。 その後、平安時代に入り「もみち」は「もみぢ」へと読みやすい発音に変わって、今の「もみじ」へと変化したんだって。

ふっかふかの紅葉じゅうたん、足元をみるだけでしあわせ。

broken image

ここは平地だったので、スタスタと進んでいく相方↓

broken image

さて、この辺から登りが急になり、石も増え、だんだんときつくなってきた。

私はジョギングのときのように「スースーハーハー」の呼吸法、相方は一歩一歩、時に立ち止まり、を繰り返し、ひらけたところで山小屋があるところ(でも山頂ではない)へ出る。そこで相方は少々限界気味。私はというと、諦めたくないから、一人で山頂目指し出発。相方は山小屋で待つことに。スピードアップして、約40分でやっとたどり着いた山頂には...

 富  士 ......

ではなく、後ろを振り向いた私が発見したのは、なんと私の後を追ってきた相方......!!!!!!

相方は、一人で待っているのもつまんないし、諦めたくないし、そしてドジな私がすべって危ない目に遭うのを心配して登ってきてくれたのだ!

感動した私、そして相方も景色に見惚れ、山々を前に記念撮影を。

broken image

富士山もバッチリ、目にもカメラにも留めたし、一句、趣味で始めた漢詩を詠んで下山とするか!

broken image

北风十米冬季来,

上接下气千五米,

一眼望去相模湾,

峦峦山脉迎富士。

訳)十メートルもの北風が冬を呼び寄せてくる、

  息を切らして1500メートルを登り終えると。

  そこには見渡す限り一面の相模湾、

  連なる山脈が富士を迎える。

この後はもう下山、下山、下山! 山の上は西北からの風が強く、うぅ...!寒い!

しかし、山頂に到着した時間も遅かった二人、そしてなにより今の時期はお天道様が山の向こうに沈むのが早い時期!おまけに山には木が生い茂っているので、山道は普通の道より暗い、、、わわわー。。。約1/10くらい降りた時点でもう太陽の光は無し↓

broken image

無意識のうちに二人とも早足に。さっきまで他にも登山をしている人たちが大勢いたのに、みんなはどこへ...?

実は、これいつも不思議に思っていることの一つで、頂上ではあんなに人がいたのに、みんな別ルートで帰った?それとも頂上の山小屋で夜を越す?にしても急に人がいなくなったような...。

まあ、こんなことはいいとして、早く下山、下山。

1/6くらいかなあ、降りたところで辺りはもう真っ暗で、ヘッドランプをつけることに。そのおかげで足元と前はまあ見えるのだが、意外とちょっぴり怖がりな私。相方も結構想像力豊かで、決して何にも怖くない二人ではない。怖い時、歌を歌ったりするのはよくあるんだけれど、「怖い」っていう気持ちを相方に知られたくなくて。カッコつけてるわけではなく、人間って一緒にいる人が怖がっていると、自分もなんだか怖くなってしまう、そう、相手の気持ちに共感してしまう性質を持つ動物なので(気持ちの共感、特に恐怖感の共感って人間を含む動物にとってはすごく大事な能力で、これは、野生で生活している時、危険が近づき、一人なり一匹なりが怖がったら周りもその恐怖感に反応し警戒できるようにしてくれるんだとか)。だから余計に怖さが増す。それを避けるため、あくまでも自分は怖がっていないという演出をする。私はしゃべりまくった。どーでもいーことをたっくさん。「友達の〇〇が新しい仕事を見つけてどーのこーの」「夏に行った旅先の兄ちゃんがタラシでどーのこーの」本当に普段考えないような話題をしゃべりまくって、山を降りている自分の脚よりも口が疲れていた。。相方も相方でずっとそのどーでもいい内容の話を真面目に聞いて答えていた。あとから相方に聞いたのだけれど、途中で相方は私が怖がっていることに気づいたそう。でも、怖い時にしゃべりまくるストラテジーはけっこう効いた。大きな声を出していると、余計なことに注意が向かなくなり、不思議と怖くなくなってくる。これ、実際の生活でも役に立ちそう。

そうこうしているうちにやっと山のふもとにたどり着き、真っ暗の中の下山という地獄を二人で克服した感に浸っていた。でも、これは計画が甘かったせいで、2度と起きてはならない事。次回登山するときは充分に時間に余裕を持たなくては。

broken image

山のふもとの自動販売機の前までたどり着き、来た道のほうを振り返って撮った写真 ↑

こんな真っ暗の山道をよう降りて来たなあ😨 少々感動気味の二人でした。

今回はほんとうに天候に恵まれ、旅先に向かう途中の景色も素晴らしかった。

broken image

そしてこの海の真ん前のお店で食べたお昼も'ono!! (おいしい)!

broken image

それからそれから宿のお料理もとってもヘルシーで美味しゅうございました。

broken image

また行こう。今度はもう少し低めの山に、時間に余裕をもって。

#lesbian #レズビアン #LGBT #カップル #moutainclimbing #山登り