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Spicy Food and Pleasant Moment ♪

スパイシーな料理で異国気分♪+色々考えさせられた

相方とタイ料理でデートらしいデート

朝から分厚い雲と雨、そして薄く霧も...

相方とは近頃デートらしいデートをしていなくて、また、先週はちょっとしたケンカ。

とはいえ週末だし、会わないのもなんだかさみしいからってことで都内でディナーを。

あまりビルの上のレストランなんか行かない庶民派な二人だけど、たまたま通りかかったお店の料理がやけに新鮮味があっておいしそうだ。

よし、入ってみるか!

相方も店の前の像が気に入った模様。

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メニューを見ると、けっこうリーズナブルな上に量が多い。うん、食欲旺盛な二人にとっては良い感じ。

そこで私がディナーセットを頼み、相方は風邪を引いているので汁付き麺類を少し。

出てきたのがこれ↓

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後からもう一皿でてきてこれでぜんぶ! ↓

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おいしそう!+ 異国情緒 

旅好きな二人に(とくに私)にとって都内でいろんな国の味を味わえるのはうれしい。

staffにタイの方もいてますます異国風で雰囲気もいい〜!

スパイシーなタイ料理で、二人ともとっても元気に。

そういえば、タイって性転換手術がとても多く行われている国なんだよね。

外国からもわざわざタイに行って手術をする人が多い、っていうのはよく聞く話。

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タイでは、今はまだ同性婚は認められていないし、仏教を信仰する国だから同性愛というものもまだまだ理解されていないと直感的に思ってしまう。しかし、ニューハーフショーが行われたり、近年LGBTの人たちによる活動も活発になり、さらに映画なども放映され、同性婚の法律も2018年に確立されるのではないかとも言われている。

一方で実際の社会では法律は法律、生活は生活、という印象も強い。例えば、ある調査では、「LGBTが雇用主に何らかの差別を受けるのは仕方がない」と回答した非LGBTは38%に上り、「公的サービスで差別を受けるのは仕方がない」との回答は5割ほどであったと報じられている。

参考リンク:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35705060V20C18A9905E00/

アメリカ(最近トランプ大統領による政策で色々騒がれているけれど)でも同性婚がOKになるなどのLGBTの人たちにとって良い法律が打ち出される一方で、パートナーと道を歩いていたら「君たちは100年前だったら処刑されていたんだよ」などとののしられることも多いらしい。(それを嫌がって、同性婚ができるアメリカではなく、わざわざ表面的な差別が少ない日本に住むアメリカ人カップルもいるのだとか)。

そして、日本はというと、あくまでも私の感覚だけれども「大々的に差別もしないが、かといって法的な権利も与えない」というところだと思う。

これはLGBTに関することだけでなく、多くのことに対する日本の態度だと思う。そう、悪いとは言わないが、かといって良いとも言わず、「あいまい」な態度をとる。

ある意味では「LGBTに優しい国」と行っても良いのかな。だって、今のところパートナーと手を繋いで道を歩いていても罵声を浴びせられたことないもん。むしろ、企業が、お客さんとしてのLGBTを歓迎しているところも多い気がする(ペアリングを買うのにもLGBTフレンドリーなところも多いし、不動産もLGBTを応援しているところもある)。でも、まだ理解が少ない部分があると感じるのは、やはりLGBTの人たちの権利を保証する法律がないからだと思う。つまり、いわゆる大きいところ、国レベルでは理解も保証も不充分なのだ。当事者の方も当事者で、海外ほど声をあげているわけでもないし、堂々としている人が少ないということもある。むしろ「日陰」で生きていくことに対して満足している部分がある気さえする。

LGBTの権利、保証といったこと以上に、例えば働いているところがブラックでも、それについて声に出して意見をいうことは少ない。というのが「日本風」で、LGBTの権利などの問題に限ったことではない。黙っていることが「美」なのだ。

ここ数年では、思ったことをはっきり人に伝えることも少しずつではあるけれども「美」とされるようになってきた。しかし、それでも日本は「我慢強い」「思ったことをはっきり言わない」国である。もちろん、それで円満におさまることはあるけれど、「権利」「保証」は声を出して、自分たちの手で獲得しなければ得られないものだと思うし、異性愛者と同様の権利がLGBTにも認められている国では現にそのようにして権利が獲得されてきたのだ。

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こんな長々と書いてきたが、私もLGBTについての勉強会などはよく行くものの、パレードなどの「公の場」に行くようなイベントには、じつは2度ほどしか参加していない。上に書いたことを自分にも言い聞かせるように、もっと声をあげていきたいものだ(必要以上に、恩着せがましくあげるわけではない)。

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サプライズで相方からもらったカメロンパンを見ながらこんなことを考えていた。

ときどきサプライズをしてくれる紳士(?)な相方♪